最近のiPhoneは機種変更時にカメラで旧端末を読み込むだけでデータ移行ができて非常に便利になってきていますがApple Payやsuicaの移行などは手動で行わなければいけないのが地味に面倒な作業ですよね。
2段階認証に関してもデータを移行しただけでは引き継ぐことができずGoogleの2段階認証アプリ「Google Authenticator」も旧端末からデータを引き継がなければログインができなくなってしまう事態になってしまいます。
ここでは機種変更時の「Google Authenticator」の引継ぎ方法について解説していきます。
まずはアプリを最新バージョンに
まずは新旧両方のデバイスに入っているアプリを最新バージョンにしてください。

以前はiOSの場合は2段階認証の再設定を行わなければいけなかったようですが3.1.0のバージョンからQRコードで簡単に引継ぎが行えるようになりましたので必ず最新版にアップデートしてから引継ぎを行うようにしましょう。
Google Authenticatorの引継ぎ手順
アプリを最新バージョンにアップデートできたら旧端末でアプリを開きます。
右上の「…」マークをタップし「アカウントのエクスポート」を選択します。

「続行」をタップします。

アカウントの一覧が表示されますので「エクスポート」を選択するとQRコードが表示されます。


次は新端末でアプリを起動します。
新端末のアプリを起動して「既存のアカウントをインポートしますか?」をタップします。

「QRコードをスキャン」をタップするとカメラが起動しますので旧端末に表示されているQRコードを読み取ります。

このようなメッセージが出ればインポートは完了です。

一度にインポートできるのは10個になるのでそれ以上ある場合は右下の「+」をタップし「QRコードをスキャン」をタップし同じ手順で残りのアカウントもインポートしましょう。
新端末でログインができるか確認しておこう
無事アカウントの引継ぎができたら実際に新しい端末のアプリを使ってログインができるか確認しておきましょう。
問題なくログインできたら旧端末のアカウントは削除しておきましょう。
まとめ
これまで再設定が必要だったiOS版もやっとアップデートが来てQRコードを読み込むだけでアカウントの引継ぎができるようになったので機種変更時の手間が一つ減りました。
最近は2段階認証を推奨するサイトやサービスなども増えてきているのでこれからはさらに設定をする機会も多くなってくることでしょう。
機種変更をしたら前の端末のデータを決して売却などをする前に必ずアカウントの移行を済ませるのを忘れないようにしましょう。
コメントを残す