今年は例年よりも1ヶ月ほど遅れて発売となりましが無事に発売されたiPhone12をゲットしたのでレビューしたいと思います。
私はiPhone7からの乗り換えだったのでかなり新鮮で進化を感じたのですがiPhone11を持っている人にとってはデザインくらいしか目新しい点はないのかなとは思いますので無理に買い換える必要はないのかなと思っています。
Contents
iPhone12の外観など
コンパクトになった外箱
今回のiPhone12は電源アダプタやイヤフォンが同梱されなくなりましたのでかなり箱が薄くなりました。


同梱しても使われなくなることが多いという理由でこれらのアクセサリーをつけることをやめたとのことですがどうなんでしょうか。イヤフォンに関してはワイヤレスのものを使う人がかなり多いとは思いますが、電源アダプタに関しては普通に純正のものを使っている人多いと思うんですがね。
私は現在自宅ではAUKEY PA-D5を使っているので特に必要はなかったですが電源アダプタが欲しい人は別途で購入しなければいけません。
こちらはiPhone7の箱との比較なのですがこうして見ると約半分くらいの薄さになっていることがわかりますね。


iPhone4あたりのデザインに回帰
箱を開けると出てきました。

今回カラーは(PRODUCT)REDを購入しました。最初はブルーを買おうと思っていたのですが実機を見た時に単純に一番テンションが上がったのが理由でした。(単純に赤色が好きなのもありますが)
内容物は全部でこれだけ。急速充電に対応したUSB-C to Lightningケーブルはちゃんとついています。


デザインはiPhone11の丸みを帯びたものからiPhone4あたりの頃のような角ばったデザインに回帰しましたね。




新しいiPhoneが出たら「やっぱりこれだよね!」みたいな声をよく聞きますがこれは正直言って好みですかね。私は絶対にこっちの方がかっこいい!とは思わないですが、昔iPhone4sを使っていたので懐かしいデザインですね。
色は光の当たり方によって印象が変わる
気になる色味ですが今回の赤色は赤というよりも朱色やオレンジ、ピンクっぽいという声が多いですね。
ブルーも公式サイトの色味と全然違うと話題になりましたが赤色に関しても過去のシリーズの赤色と違う色味になっているようです。(年々明るくなっているみたい)
明るいところで見るとピンクに近い色味ですが角度を変えると赤に近づくと色になっていきます。
右側の方が光が強いのでより明るい色になっているのがよくわかります。

背面と側面の色も違っていて側面の方がより赤い色味になっています。
あとカメラ部分の色はさらに薄くてここは完全にピンクと言っても良い色になっています。

赤を買おうと思っている人は過去のカラーと違うので一度実機を見てから判断した方がいいかもしれないです。
カメラはデュアルレンズでかなり満足
カメラに関してはiPhone11と同じデュアルレンズですが広角がf1.8からf1.6に、スマートHDR3、そしてインカメラもナイトモードに対応しているなど細かな進化をしていますが、iPhone11持ちの人がわざわざ買い換えるほどの進化ではないのかなとは思います。
ただ私の場合はiPhone7からの買い替えだったのでカメラの進化はかなり感じました。
一目見て写真がめちゃくちゃキレイに撮れている!とすぐにわかる程で写真を撮るのが楽しいと思えるくらいだったのでカメラ性能に関しては結構満足していますね。
超広角レンズもカメラ素人の私にとっては非常に楽しくついついシャッターを切ってしまう時間が増えました。


ただポートレートモードに関しては被写体から結構離れていないと使うことができないので接写して背景をぼかすような写真が撮りたいと思っていた私は残念な点でした。
最速のチップA14 Bionicの性能は体感できる?ベンチマークを計測!
チップはスマートフォン最速を謳うA14 Bionicが搭載されています。
単純な比較はできないですがシングルコアではMacBook Proなんかよりも高い数字が出るのでパソコン以上の処理能力が出ますし、動画編集でもやらない限り普通の用途では持て余すスペックになっています。
geekbench 5で計測するとシングルコア「1594」マルチコア「3895」そしてメタルは「7815」という結果になりました。

では実際にその凄まじいスコアの処理能力を体感できているのか?と言われるとそんなこともないです。
というのも私はスマホでゲームをやらないですし、ほとんどの用途が高スペックを必要とするような作業をスマホではしません。
大半の人が私を同じような用途だとは思いますがそれくらいの使い方になってくると正直言ってiPhone7と比べても
「めちゃくちゃ爆速になった!」
と感じる瞬間はほぼないです。
唯一、処理能力の違いを感じたのが「Focos」という写真アプリで背景をぼかす処理をする時に被写界深度を計算するのですがこの時のローディング時間は爆速になりました。
iPhone7の時は3~4秒かかっていたのがiPhone12では1秒くらいで処理が終わります。
ですのでこのような重い処理をすればそのスペックの差を感じることができるのですが、それ以外の軽い作業に関しては旧世代のものと比べてもそこまで違いを感じるものではないと思います。
iPhone12のここが残念!
Touch IDが搭載されていない!

Face IDはとても便利です。
ですが今やマスクをつけるのが常になっているこの日常においてFace IDだけではやはり不便だと言わざるを得ないです。
自宅で使っている時はその素晴らしい精度のFace IDを堪能することができますが外出先でのロック解除がとにかく面倒です。
一時期話題にもなったマスクを半分に折った状態でFace IDを登録する方法なども試してみたのですが、最初のうちは認証にも成功してロック解除ができるのですが何度かロック解除をしているとパタっと解除できなくなってしまい、それ以降は何度やってもロックを解除できなくなってしまいます。(おそらくFace IDの学習能力によて最初だけしか認証できない?)
また鼻先が見えるか見えないかくらいまでマスクを下げなければいけないなど条件もあるのでマスクをしたままのロック解除は諦めました。
せっかくiPad Air4に電源ボタンのTouch IDを搭載したのになぜそれをiPhoneにも搭載しないのか。
正直言ってiPadより絶対iPhoneにつけるべき機能ですよね。
技術的には絶対可能なはずなのになぜその機能をつけなかったのには何か止むを得ない理由があるのかもしれませんが私的にはこのTouch IDが搭載されなかったのが最も残念なポイントですね。
ぜひiPhone13にはTouch IDを!!
Lightning端子はいつなくなるの?
これは期待していたのですが今年のiPhoneもUSB-C端子になることはありませんでした。
これに関しては有名リーカーがこの先もUSB-C端子にはならずポートレス化(完全ワイヤレス化)されるという話をしているみたいです。(しかも翌々年の2022年から)
完全ワイヤレスになるのならそれはそれで嬉しいかもしれませんがポートレスにしてしまうとそれはそれで何か不便なことが出てきそうもないですが…。
ですのでiPhoneのUSB-C化に関してはもう諦めた方がいいのかもしれませんね。
iPhone12のレビューまとめ
私にとっては大幅なアップデートになったiPhone12ですが正直って完璧なスマートフォンとまでは言えない製品ですね。
完璧なデバイスなどそうそうないかもしれないのですがやはりiPhoneには大きな期待をしてしまいますね。
やはり一番残念なのはTouch IDが搭載されなかったという点に尽きるのですがこれ以外に関しては今のところそこそこ満足といった感じでしょうか。
あとはまだ試していないのですが5Gが一体どれほどのものなのかというのも体感してみたいですね。今のところ格安simで5Gに対応しているところが少ないのでどうなるのかわかりませんが…。
またProとの比較に関しては違うのはカメラ性能くらいでしょうから余程カメラにこだわりがある人(そういう人は一眼買えばいいのか)、またはお金が余っている人でなければ無理に選ぶ必要はないのかなと思いますね。
近年は進化が乏しくなってきているiPhoneですが2021年はさらなる進化を期待しましょう!
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