どうもYuu(@Yuunlogue)です。
私は以前KeychronのK4というモデルを使っていたのですが今回はKeychron K1のJISモデルを購入したのでレビューをしたいと思います。
KeychronはMacで使えるメカニカルキーボードの中では比較的リーズナブルな価格帯で非常に人気の高いキーボードですので気になっている方は是非参考にしてみてください。
Contents
Keychron K1のJIS配列が公式サイトでも買えるようになった!
今回購入したKeychron K1はJIS配列のモデルなのですがこのK1というモデルのJIS配列は以前までクラウドファンディングでしか購入することができない製品でした。(ちなみにJIS配列があるのはこのK1だけ)
ただ現在は楽天などでも扱いがあり、2021年3月15日からはSUPER KOPEKという通販サイトでもJISモデルも取り扱いを始めています。
あとヨドバシカメラのオンラインでも扱っていますね。
そしてなんとKeychronの海外公式サイトでもなぜかこのJISモデルがラインナップされました。
2021年7月時点で公式サイトでは完売してしまっていて商品一覧からも消えているようです。
再入荷の予定があるなら商品一覧からは消さないかな?と思うので在庫復活の可能性は薄いのではないかと思います。
国内のショッピングサイトでは一部在庫ありもサイトもあるようです。
US配列はこちら
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まさか公式サイトでJIS配列の取り扱いを始めるとは…
他のモデルも販売してもらいたいところですが現在JIS配列がラインナップされているのはK1のみになっています。
ちなみに私は現在JISキーボードしか使えない体になっていますのでこの販売開始には歓喜でしたw
日本の通販サイトでも取り扱いがあるならそっちで買った方が楽なのですが海外の公式サイトで買った方が数千円も安く買えてしまうので私は公式サイトで購入することをおすすめしています。
こちらの記事で購入の手順などを解説していますので気になったかたはチェックしてみてください。
Keychron K1のJIS配列のレビュー
海外の公式サイトからの購入でしたが一週間もたたずに届きました。
外箱はKeychronお馴染みの黒い箱。しかしよく見ると外箱のレイアウトはUS配列に…。

まさか間違って送られてきたのか…と焦りましたがちゃんと中身はJIS配列になっていました。

内容物は以前購入したK4と同じで「本体」「マニュアル」「USB-C & USB-Aケーブル」「キートップ引抜工具」「Windows用のキー」ですがマニュアルなどがご丁寧に日本語になっていました。

こちらが本体です。

スペックはこんな感じになっています。
キー数 | 91 |
対応OS | Windows / Android / Mac / iOS |
バッテリー容量 | 2000mAh |
接続方法 | BluetoothおよびType-Cケーブル |
寸法(横×縦×高さ) | 355mm x 120mm x 26mm |
重量 | 620g |
テンキー付きのモデルもあるのですが今回はテンキーなしのモデルを選択しました。

価格はテンキーなしは84ドルでテンキー付きだと99ドルになります。
この価格に配送料が20ドルかかりましたので全部で104ドル(11840円)でした。
ボディはアルミになっておりこの薄さの割には結構重みを感じますね。
複数のデバイスで使いたいという人には嬉しい仕様で対応OSが4つもあり、簡単に切り替えることができるようになっています。
今回、軸は青軸を選んでみました。使われている軸は「Gateron Low Profile」というものでK4などに使われている通常のGateronよりも高さが低いキーが採用されています。

このK1の特徴は薄型のメカニカルキーボードという点で他のモデルよりもかなりスリムになっています。
スリムなモデルとはいえ、メカニカルキーボードなのでそこそこのキーストロークがありますので普段Apple純正のMagic KeyboardやMacBookのキーボードを使っている人にとっては慣れるまで少し時間が必要かもしれません。

K4と比較してみるとこれだけの差がありますので同じメーカーのキーボードですがまったく違う打ち心地になっています。

K4のように高さがあるとパームレストなしでは非常に腕が疲れてしまいますがこのK1だとパームレストが必須という感じでもないですね。
escキーの右側にはCaps Lockと充電のインジケーターがあります。充電が15%以下になると赤く点灯して知らせてくれるようになっています。

左の上部にはWin/AndroidかMac/IOSの切り替え、そしてBluetooth/Cable/OFFの切り替えスイッチがあります。

上部中央にはUSB-Cのポートがありここで充電、または有線接続をします。

Bluetoothの接続方法についてはfnキーを押しながら1のキーを3秒押すとペアリングモードになりますのでMac側のBluetooth設定で接続してあげれば次回以降も電源を入れるだけで即繋がってくれるので接続は非常に簡単にできます。
US配列はこちら
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Keychron K1青軸のタイピング音
青軸のタイピング音を録音してみましたので聞いてみてください。
正直青軸はうるさ過ぎて微妙かもしれない…と思っていたのですが想像していたよりかは全然うるさくないと私的には感じましたね。
夜中にブログを書くのも躊躇してしまうかも、と思っていたのですが全然そんなことはないタイピング音で、なおかつこのスイッチ感はタイピングしていてやはり気持ちがいいので青軸を選んで正解でした。
ただやはり一人暮らしでなければ結構気にしなければいけない音量にはなってくるとは思いますので自分の環境にあった軸を選ぶほうが良いですね。
Keychron K1の良かった点
MacのJISメカニカルキーボードはかなり貴重

私のようにJIS配列のキーボードがいい、メカニカルキーボードが使いたい、Macを使っている、という人にとってはこのKeychron K1は今の所ベストなのではないかと思っています。
MacでメカニカルキーボードのJIS配列となるとマジで選択肢がないですし、しかもこの価格帯ですので高級キーボードには手が出せないという人にも手が届くというのはこのキーボードしかないのではないでしょうか。
もちろん全体的なクオリティでいうと3万とかするような高級キーボードには敵わないとは思いますがほとんどの人はこのクオリティのキーボードで文句はないと思います。
しかも公式サイトまでJIS配列の扱いを始めてくれましたからこれまで手に入れることができなかった人も簡単に買えるようになったのは本当に素晴らしいと思います。
これまでいくつもMac用のキーボードを試してきたけど満足できなかったという人は一度試してみるのをおすすめしたいですね。
デザインがかっこいい
そしてやはりKeychronはデザインの面でも非常に優れているキーボードだと思います。
このK1に関しては非常に薄く無駄のないミニマルなデザインで非常に洗練されておりまさに打ちたくなるキーボードだと思います。
アルミ素材のためプラスティック製のキーボードよりも高級感を感じることもできますし、Macのハードとの相性が非常に良く、デザインにも拘っている人にとっても魅力的に映るキーボードではないかと思います。
キー配置が他のモデルよりも使いやすい
キーの位置に関してこのK1は私にとっては他のモデルよりも非常に打ちやすい配置になっています。
というのも他のモデルの多くはとにかくコンパクトにするためにキーが詰めて配置されています。
例えば矢印キーです。
下の画像はK3というモデルですがこのように矢印キーの上部に空白がないとどうしても他のキーとのミスタイピングが起こってしまうんですよね。

私は普段仕事ではWindowsの一般的なキーボードを使っているのでK1のキーボードのこの矢印の配置に非常に慣れているためこの形が一番ストレスなく使うことができるというわけです。
Keychron K1の良くないと思った点
角度調整の足(チルトスタンド)がない
これに関しては購入前は当然あるものだと思っていたのですがこのK1には角度調整のための足(チルトスタンド)がついていません。

以前使っていたK4にはちゃんと足がついていたのでこのモデルにもついているだろうと勝手に思っていたのですがやはり角度がついていたほうがキーボードは格段に打ちやすくなると思いますのでこれは残念な点になってしまいますね。
慣れてしまえば足なしでもいけると言えばいけるのですが現在は百均で買ってきたドアストッパーを下に敷いて使っていますw

これが思いのほか、安定しているので結構おすすめです。
バッテリー容量が2000mAh
これもK4との比較になってしまうのですがK1のバッテリー容量は2000mAhになっています。
K4が倍の4000mAhですから半分になってしまっているわけですが、やはりこの辺りは薄さのために犠牲にしなければいけなかったんだと諦めるしかないですかね。
このバッテリー容量の差がどれくらい体感的に違うのかによって評価も変わってくるのですが、ただK1はバッテリーが15%以下になるとインジケーターが点灯して知らせてくれるのでその点はGOODですね。
これがあることによっていきなりバッテリーが切れてしまって作業を中断しなければならないという事態を防げます。
ちなみにK3という同じようにコンパクトなモデルは1550mAhとさらに少ないバッテリー容量になっています。
Keychron K1のJIS配列レビューまとめ
とにかく言いたいことはMacでメカニカルキーボードのJIS配列が欲しい人にとってこのKeychron K1は現在最も最適なキーボードなのではないかと思っています。
これまでMacでJIS配列のメカニカルキーボードを使ってみたかったけど諦めていたという人にはぜひ一度使ってみてもらいたいですね。
ただ家電量販店などではおそらく置いてはいないと思うので試し打ちというのがなかなかできないですが難点ではありますが…。
K1に限らずKeychronはMacユーザーには非常に人気の高いキーボードですし他のモデルもたくさん出ていますので自分に合ったモデルを見つけて使ってみるのも良いと思います。
K1のJISモデルはやはり人気のようで品切れになりやすいので在庫があったら早めに購入するのをおすすめします。
US配列はこちら
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「Keychron K1のJIS配列が公式サイトでも買えるようになった!」を拝読させていただきました。
私は現在iMacを使用しており、元々付属していたマジックキーボードを使っていますが、一度メカニカルキーボードを使ってみたいと思っていましたところ、Keychron K1の日本語配列が発売されたことを知りました。
そこでどのようなものか調べていましたところこのレビューに行き着きました。
私は日本語配列のテンキーレスで、茶軸にしようかと思っていますが、アドバイスをお願いします。
質問-1
青軸を選んだということですが思ったより静かとのこと。
何故、青軸にされたのでしょうか。
質問-2
私は茶軸を選ぼうと思っていますが、キー荷重が55gと青軸よりも重い。
青軸を使用されて重いという感覚はありますか。
また、茶軸は検討されなかったのでしょうか。
質問-3
Ejectキーは付いているのでしょうか。
コメントありがとうございます。
>質問-1
タイピング音に関してはあくまで私の主観で想像していたよりも、という感想になります。
現在青軸のキーボードはK1しか持っていないので比較ができませんが、他のメーカーの青軸よりも静かという意味ではありません。
青軸を選んだ理由についてはこれまで青軸を使ったことがなかったのでどんなものか使ってみたかったためです。
>質問-2
キーの重さに関してですが私は青軸を使用していて重いと感じることはありません。
初めて触った時も特に重くて打ちにくいといった印象はありませんでした。
これも人それぞれ感じ方やこれまで使っていたキーボードとの比較もあると思いますので私の主観になります。
茶軸の検討に関しては以前K4というモデルを使っていましたのでそちらで茶軸を選択していたのでK1では青軸を選びました。
>質問-3
Ejectキーはついていないキーボードになります。
少しでも参考になればと思います。
unlogue 様
早速のアドバイスありがとうございました。
悩んでいたことがある程度解消しました。やはり茶軸に決めようと思いました。
unlogue様はK4の茶軸も使っていたとのことで、軸の感覚も分かっているから青軸に挑戦されたのでしょうね。
私はメカニカルキーボードは初めてなので試し打ちをしたいのですが、何しろ田舎なのでそれも叶いません。
ありがとうございました。
お役に立てたならよかったです。
ちなみに公式サイトを覗いてみたらK1のJISモデルは完売になっていて買えなくなってしまっていました。
国内のショッピングサイトなどでも取り扱いがありますが結構人気で取り寄せになっているサイトも多いみたいです。