Keychron K4をレビュー!1万円以下で買えるMac対応のメカニカルキーボード!

今回レビューするのはKeychronのキーボードK4です。

私は普段MacBook Pro 13インチをデュアルディスプレイに繋いで作業をしているのですがメカニカルキーボードを使ってみたい!ということで色々調べた結果Keychronにたどり着きました。

Keychronを選んだ理由

Keychronは元々クラウドファンディングで出資をして話題になったキーボードメーカーで現在で海外のサイトでのみ購入が可能になっているメカニカルキーボードです。

今回購入したのはK4というモデルですがこの他にも

  • Keychron K1
  • Keychron K2
  • Keychron K6
  • Keychron K8

のようにキーの数が違ったりするモデルがいくつか存在します。

さらにそれぞれがセミオーダー式になっており「青軸」「赤軸」「茶軸」も選択でき、バックライトの種類、フレームの種類も選ぶことができます。

【日本語配列】Keychron K1のJIS配列をレビュー!公式サイトでJIS配列の取り扱いが開始!

1万円以下のコスパ

メカニカルキーボードと聞くとなんとなく高級キーボードというイメージがあるかもしれませんがこのKeychron K4は一番安い構成で69ドルという低価格。

Mac対応のメカニカルキーボードを探していて他の製品も気になっていたのですがその一つがAZIOのMac用メカニカルキーボード。

最初に気になったのがこのキーボードだったのですが価格は16,800円。Keychronの倍以上する値段ということ、そして有線接続ということで見送りに。

もう一つ気になっていたのがMatiasのメカニカルキーボード。

これもAmazonで13,587円、そして有線接続。デザインもイマイチだったので見送り。

これらに比べればKeychronのキーボードが以下にコスパの良い商品かわかると思います。

完全ワイヤレスでペアリングも3台まで可能(Win対応)

そして完全ワイヤレスというのも重要でした。

上記の2点のキーボードはなぜか有線接続なんですよね。確かにWindows用のメカニカルキーボードも有線のものが主流ですがMacで有線接続はやっぱりスマートではないですよね。

さらにペアリングも3台まで可能となっておりMacやiPadだけでなくWindowsにも対応しているのが嬉しいところ。まずMac用のキーボードでWindowsにまで対応させているのがかなり珍しいですよね。

充電式で大容量バッテリー

充電端子はusb-cを採用しており、しかも容量は4,000mAhという大容量。

ちなみにApple Magic Keyboardの容量は2,980mAhなのでかなりのバッテリー容量だということがわかります。

もちろん充電しながらの有線接続で使うことも可能です。

単純にメカニカルキーボードが使ってみたかったから

そして一番の理由はこれ。

実はこれが初めてのメカニカルキーボードになるのですがせっかく新しく買うならメカニカルを試してみたかったのです。

前にMacを使っていた時はMagic Keyboardを使っていてMacBook Proのシザー式キーボードも気に入ってはいるのですがどんなのものなのか試してみたかったのです。

Keychron K4の外観、レビュー

今回購入したKeychron K4の基本情報はこちら

寸法371 x 124 x 38mm
重量775g
キーの数100
キー配列US配列
茶軸
フレームプラスチック
バックライトホワイト

では外観を見ていきましょう。

箱はこんな感じで結構ボコボコでしたw

海外発送なのでこれは仕方ないですね。

付属品はこちら

充電用のUSB-C & USB-Aケーブル、そしてWindowsにも対応しているのでaltキーやキートップ引き抜き工具も入っています。

K4はテンキー付きなので全体はこんな感じです。

キーのカラーに関してはアルミボディを選ぶかプラスチックボディを選ぶかで変わってきます。

キーの色味についてですが公式サイトはアルファベットのキーがかなり茶色寄りになっていますが今回届いたのはかなり薄い色味になっています。もはや別の色なのでここは公式サイトの色が届くわけではないようです。

公式サイトの画像

左側にはUSB-C端子とMac/Windowsの切り替え、そしてbluetooth/電源OFF/有線接続の切り替えスイッチがついています。

上部の右側にはバッテリーとbluetoothのインジケーターがあります。

裏側の下部には滑り止めのゴム、そして上部にはスタンドがあります。

スタンドを立てるとこんな感じに。立てた状態だと高さは5cmになります。

軸は「青軸」「赤軸」「茶軸」と「LK Optical」「Gateron」から選べる

今回購入したのは茶軸になりますが軸は「青軸」「赤軸」「茶軸」そして「LK Optical」「Gateron」の選択が可能になっています。

軸の違いについては簡単に説明すると

青軸

まるでスイッチを押しているような打鍵感を求めている人向け。音はかなり大きめ。

赤軸

青軸とは逆にクリック感のない軽めの打鍵感。音も小さめ

茶軸

青軸と赤軸の中間的な立ち位置。適度なクリック感も感じたい人向け。

自宅用で使うので青軸でも良かったのですがやはり人気なのか品切れになっていたので今回は茶軸を購入しました。

メーカーも「LK Optical」「Gateron」から選べるようになっています。(ちなみにGateronだけ「黄軸」も選ぶことができます。)

茶軸の音はこんな感じです。

他のメーカーの茶軸キーボードを打ったことがあまりないので比較はできませんが想像していたよりはクリック感はなく軽い打ち心地ですね。

ただ音は決して小さいというわけではないのでオフィスで使うとなると迷惑になるレベルかなと思います。自宅で使う分には全く問題ないと思います。

バックライトは「ホワイト」「RGB」の2種類

メカニカルキーボード言えば派手なバックライトですよね。keychronでは「ホワイト」「RGB」の2種類から選ぶことができますが「RGB」にするとプラス10ドル(1000円ちょっと)かかってしまいます。

余程バックライトにこだわりがない限りホワイトで良いと思いますがこれだけで1000円払うのはちょっと高いですよね。

バックライトは右上のライトマークを押すごとに変わり、数種類のパターンがありますので気分に合わせて変更することができます。

ホワイトのパターンを撮影したので確認してみてください。

Magic Keyboardとのキー配列の違いを比較

普段は純正のMagic Keyboardを使っている人も多いと思うのでそういった人はKeychronに乗り換えても違和感なく使うことができるのかキー配列などを比較してみたいと思います。

Magic Keyboard
Keychron K4

テンキー以外の箇所を見てみると違うのは左下の「fn」の有無、そしてスペースキーの右側に「fn」の有無、その隣が「option」か「control」になっているかが違いですかね。

慣れるまでは左下の「control」の押し間違えなどが発生するかもしれないですが、上部のファンクションキーはほぼ同じですし問題なく機能しますのでそこまで違和感なく乗り換えられるのではないかと思います。

ただ当たり前ですが打鍵感、キーストロークの深さも全然違うのでそもそもメカニカルキーボードを打ち慣れていないという人にとっては慣れるまでに時間を要するのではないかと思います。

Keychron K4の残念な点

ここからはKeychron K4を実際に使ってみて感じた残念な点について触れていきたいと思います。

前提として私は今までJISキーボードを使ってきてましたし、仕事でもJISキーボードを使っています。MacBook ProもJISにしていますのでUS配列かつメカニカルキーボード初心者としての感想になります。

やはり打ち間違いは増えた

ずっと使っているとある程度慣れてくるのは当たり前なのですがやはり、普段会社で使っているキーボードに比べてミスタッチはかなり多いと思います。

一番感じるのはキーの大きさで、普段会社で使っているものやMacBook Proのキーに比べてキーが小さいです。

測ってみると MacBook Proのキーは大体1.7mmでKeychronは大体1.3~4mmくらいでした。

たった3~4mmの差なのですがこの差で結構打ち間違いが起こっているのではないかと思います。もちろんキーボード全体の大きさも異なってくるので感覚が違ってくるのも関係していると思います。

微妙なキー配置

これは上記の打ち間違いにも共通することなのですがよく間違えてしまうキーがいくつかあります。

それは

  • 矢印
  • テンキーの0

の2つです。

まず矢印キーですがシフトの右側に「↑」がありこれをシフトと間違ってよく押してしまいます。

Keychronはコンパクトなボディにキーを詰め込んでいるのでどうしてもこのような配置になってしまうので仕方のないことですがこの場所に詰め込みすぎててどうしてもミスタッチになってしまいます。

もう一つはテンキーの「0」なのですが普段使っているテンキーの0は二つ分の大きさのキーになっています。

しかしこのキーボードは普段なら「0」がある箇所に「→」が来てしまっているので例えば「1000」と入力したと思っていたら「→」を3回押していたみたいなことになるのです。

この微妙なキー配置が結構ストレスになってしまうことがありますね。矢印周りのキー配置は自分にとっては非常に使いにくいです。

矢印周りのキー配置

ちなみに他のモデル「K1」「K8」はテンキーはついていませんが矢印のキーが離れている配置になっているのでこれなら矢印の打ち間違いの心配はなさそうです。

Keychron K8

長時間使っていると腕が疲れてくる

これは高さのあるキーボードにとっては仕方のないことだと思いますがやはり長時間使っていると腕が結構疲れてきます。

今までこれほど高さのあるキーボードを使ってこなかったこともあって全く気にしていませんでしたが実際に使ってみて実感したのでもしこれから使おうと思っている人はぜひパームレストも一緒に購入した方が良いかもしれませんね。

Keychronの公式サイトでもパームレストを使っている動画を紹介していますし実際サイトではパームレストも販売していますので気になった方はチェックしてみてください。

Keychronのロゴ入りパームレスト

Keychron K4の良い点

残念な点を先に述べてしまいましたがもちろん良い点もあります。

コスパはかなり高い

この商品を選んだ理由でも言いましたがやはりMac用のメカニカルキーボードでこの値段は他にはないと思います。

一番安い価格で69ドル+20ドル送料がかかってしまうのですがそれでも89ドルです。この送料さえなければさらに格安なのですが日本の代理店がどこか販売してくれないですかね…そう慣ればかなり買いやすくなると思うんですが。

とはいえこの価格なら最悪失敗しても良いと思えたので購入できましたし今のところマック用のメカニカルキーボードでは最安値なんじゃないですかね。

デザインが良い

そして何よりメカニカルキーボードを選ぶ理由ってかっこいいからですよねw

その点でKeychronのキーボードはデザイン的にはかなり上位に入っている商品だと思っています。最初はキーのカラーリングが微妙だなと思ってはいたのですが使っているとお洒落に見えてきますし、海外サイトでしか買うことができないので他の人と被りにくいというのも良い点だと思います。

まとめ

今回は「Keychron K4」のレビューをしてみました。

とりあえずMac用で1万円以内でメカニカルキーボードが使いたいと言ったら現在Keychron以外の選択肢はないんじゃないかと思います。

今回レビューしたK4以外のモデルもありますので気になった方はぜひチェックしてみてください。

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