ワイヤレス充電器のAnker PowerWave Pad Alloyをレビューしました。
前から興味はあったにもかかわらず充電速度などの問題で手を出してなかったのですが使ってみるとかなり便利だったので気になっている方はぜひ参考にしてみてください。
Contents
Anker PowerWave Pad Alloyの特徴やスペック
製品名 | PowerWave Pad Alloy |
サイズ | 90mm x 90mm x 13mm |
重量 | 約105g |
出力 | 5W / 7.5W / 10W / 15W |

ワイヤレス充電器Anker PowerWave Pad AlloyはiPhoneやAndroid端末、またワイヤレス充電に対応しているイヤホンなどを置くだけで充電してくれる製品で「ケーブルを指す」という一手間をなくしてくれます。
たったそれだけのことなのですがこれが意外にも快適なんです。
出力に関しては5W/7.5W/10W/15Wの中から端末に最適な充電を行うことができます。
Google Pixel 4 / Pixel 4 XL
LG V50 / LG V40 / LG V30+ / LG V30 / LG G7 / LG G8
Sony Xperia XZ3 など
Galaxy S10+ / S10 / S10e / S9+ / S9 / S8+ / S8
Galaxy Note 10 / Note 9 / Note 8 など
iPhone 8〜13シリーズ など
AirPods / AirPods Pro / その他Qi対応機器
Android端末であれば10Wか15Wで充電が可能ですがiPhoneでは7.5Wまでしか対応していません。
ですのでiPhoneの場合、有線でのワイヤレス充電と比べてしまうと半分以下くらいの電力でしか充電することができません。
Anker PowerWave Pad Alloyの外観など
では外観や同梱物などを見ていきましょう。
同梱物は「本体」「ケーブル(USB-C & USB-A」「マニュアル」になっています。

充電アダプターは付属していませんので急速充電に対応した充電器を用意する必要があります。
本体のデザインや質感は良く、インテリアとしても置けてしまうくらいかっこいいと個人的には思うので結構気に入っています。

スマホを置く箇所は盛り上がっていて滑り止め加工がされているので通知などで振動しても落ちてしまうことがないようになっています。

裏面にも滑り止め加工が施されているので簡単に動いてしまうということはありません。

上部側にはUSB-C端子が、下部側にはLEDランプがあります。


重量で約105gで素材に合金が使われているので想像していたよりもずっしり感じました。

ちなみに厚みが5mm程度のスマホケースならつけたままでも充電が可能になっているので一般的な厚さのケースであれば大体充電可能だと思います。
Anker PowerWave Pad Alloyで実際に充電してみた
スマホを置く位置ですが結構シビアで下の画像のように少しずれている位置に置いてしまうと充電が開始されません。

横だけでなく縦の位置もスマホの中央にしっかり合わせないといけないので置いていたのに充電されてなかった…なんてことが最初はあるかもしれません。
充電速度に関して
気になる充電速度ですが今回はiPhone12を充電してみました。
スマホを置いて充電が正常に開始されるとLEDが青色に点灯します。

実際に充電してみて電力を計測してみたのですが結果は9W強くらい出ているようですね。

iPhoneは7.5Wまでの対応ですが少しオーバーするくらいの数値は出ているようですね。
とはいえ有線の急速充電だと18Wくらい出て30分で50%以上充電が可能ですから急いで充電したいという時には有線を選択したほうが良いですね。
Anker PowerWave Pad Alloyを使ってみて気になった点
次はAnker PowerWave Pad Alloyを使ってみて少し気になった点をあげたいと思います。
滑り止め加工部分のホコリが目立つ
滑り止めの仕様は非常に良いと思うのですがこの箇所にホコリが付着してしまうのでそれが結構気になってしまいますね。

しかも手で触っても簡単に取れないので最初はコロコロなどで掃除していたのですがキレイにしてもすぐにホコリが付着してしまうのでこれに関しては諦めました。
こういったホコリが気になってしまうような人は注意したほうがいいと思います。
コイル鳴きがする
最初は全然気づかなかったのですが充電中に耳を澄ますとキュルキュルとコイル鳴きが聞こえてきます。
これまで使ってきた充電器は基本的に机の下などに置いているので聞こえなかった?のかもしれませんが、この製品は机の上に置くので距離が近い分聞こえるようになったのかもしれません。
部屋を無音にして近くに置いているときは結構聞こえてくるのでこういった音にも敏感な人にとっては嫌な音になってしまうかもしれません。
私も最初は気になっていましたが徐々に慣れてきて特に気になることもなくなりました。

些細な音に敏感な人にとっては気になってしまうかも。
Anker PowerWave Pad Alloyのレビューまとめ
今回はAnker PowerWave Pad Alloyをレビューしましたが実際に使ってみるとワイヤレス充電機も結構便利でこれからも使い続けたいなと思いました。
言ってしまうとケーブルを指すという一つの動作を省略してくれるだけなのですが、細かいことを言うとケーブルを指すには両手を使わなければいけないですが、スマホを置くだけなら片手でできてしまいます。
これだけのことなんですがそれに慣れてしまうとやはり楽に感じてきます。
iPhoneに関する噂で端子などをすべて無くして完全ワイヤレスに移行するなんて話もあるみたいですし、おそらく数年後にはワイヤレス充電が主流になってくるのではないでしょうか?
気になった方はチェックしてみてください!
- デザインがかっこいい
- ケーブルを指す手間がなくなるだけでも結構違うので楽ちん
- 滑り止め加工の箇所にホコリが付着しやすい
- コイル鳴きがある
- 充電速度が有線に比べて遅い
・5W/7.5W/10W/15Wの出力から最適な充電ができるワイヤレス充電機
・ケースをつけたままでも充電可能(5mm程度の厚さまで)