「楽天モバイルを使ってみたいけど自分が住んでいる地域で実際に安定して使うことができるのか?」
「ネット速度は他の格安SIMくらい出るのか?」
など心配に思っている人もいるのではないでしょうか?
この記事では大阪市内で実際に楽天モバイルを一週間ほど使ってみて、どれくらい安定してるのか?速度は問題なく出ているか?などを記したいと思います。
Contents
KDDI(au)のローミングエリアが終了している?
まず大阪市内の通信状況の前にこれは言っておかなくてはいけません。
ローミングエリアとは言わばパートナー回線エリアのことで楽天モバイルでは自社の楽天の電波が飛んでいない地域に関してはKDDI(au)の回線に繋がるようになっています。
しかしこの契約は楽天モバイルが人口カバー率が70%を超えた時点で協議を行い継続を終了したとのことです。
それに伴い2020年10月22日から東京都、大阪府、奈良県での一部地域でパートナー回線が終了している状況になっています。
そんな状況で楽天モバイルを使っている東京の人たちが圏外になってしまうという報告が相次いでいるようでTwitterでもたくさんの情報を目にすることができます。
これらがローミングエリア終了の影響なのかはわかりません。
というのも東京23区に関してはそもそもパートナー回線エリアではなく完全に楽天回線エリアになっているのでそもそもパートナー回線が関係ないはずなのです。

なのでそもそもの楽天回線がショボ過ぎて全然繋がっていないという可能性があるのではないかと思っています。
一応2021年の夏までには人口カバー率96%にまで広げるとのことですが実際にそれが可能なのか今後の状況を見守っていくしかないですね。
では大阪市内ではどうなのか?
これは私の行動範囲の大阪市内の中心部での話になりますのでその点を踏まえていただければと思います。(2020年11月時点)
ちなみに大阪の楽天回線エリアはこんな感じです。(濃いピンクが楽天回線エリア)

まず結論から言うと特に問題なく使えています。
もちろん自宅でも電波はMAXか3本になっていますし速度もダウンロードは30Mbps以上、アップロードはばらつきがありますが普段使いとしては問題ない速度が出ています。

上の画像はアプリで速度を計測したものですが自宅の中、最寄り駅、職場の近くなどで計測したところ思った以上に安定した数字を計測することができました。
もちろん地下鉄、電車の中も全く圏外などにはなることがなく想像していたよりかなり安定しています。
これだけの測度が出ていればネットやアプリのダウンロード、YouTubeの視聴も問題なく行えますし、これでデータ通信無制限なのでとてもこれが1年間無料とは思えません。
ちなみに以前使っていたマイネオのドコモ回線で計測してみたところほぼ同じ数字が出ていましたので速度に関しては満足しています。
「みんなのネット回線速度」のユーザー投稿速度との比較
楽天モバイルの大阪市内の速度を調べていて見つけたサイトに「みんなのネット回線速度」というサイトがあるのですが、このサイトはユーザーが回線速度を計測して投稿できるようになっているようです。
これを見ると楽天モバイルの速度が10Mbpsも出ていないのがほとんどになっています。
平均の数字を見ると朝は30Mbps以上出ているのですがそれ以外が最高でも5Mbpsとかなりひどい数字になっているのが確認できます。
私も契約前にこの数字を見て「大丈夫か?」と思っていたのですが実際にはこれほどひどい数字にはならなかったというのが現実でした。
もちろん機種の違いや場所の違いで様々は条件があるので一概に言うことはできないのですが私の場合は同じような結果にはなりませんでした。
ただ地下は要注意
ですがやはり地下に関しては他のキャリアの電波に比べて弱い気がしています。
地下鉄に関しては電波が通りやすいようになっているのか全く問題ないのですがそれ以外の地下の飲食店で一度圏外になってしまったことがありました。
その店は以前マイネオの格安SIMを使っている時は問題なく電波が入っていました。
あとオフィスビルの地下で検証した場合は圏外にはなりませんでしたが電波が1~2本を行ったり来たりしていたのでそういった地下エリアに関しては楽天の電波は物足りないということがあると思います。
まとめ:今後はどうなっていくのか?
とりあえず私としては実際に使ってみて自分の行動範囲に関しては特に問題なく使うことができていると言う状況ですが(特定の地下で電波が弱いのは不満点だが)今後は一体どうなっていくのか?
実際、東京の方では圏外になっているという人もいるようですし、そうなってくるとメイン回線にするにはかなり不安、不満があると思いますので解約という選択をする人も多いのではないでしょうか。
正直言って私も普段の生活エリアで普通に圏外になるようなら即解約すると思いますし、いくら無料とはいえ繋がらなければ全く意味がないですから楽天は一刻も早く自社回線エリアの拡大と強化が急務になってくるのではないでしょうか。
一応楽天モバイルのサイトでは2021年春以降の通信マップが公開されているのですがこのような状態で本当に来年の夏までに人口カバー率96%を達成することができるのか?
ユーザー側としては行末を見守ることしかできないのですが今後の流れに期待ですね。
情報によると契約者数も160万人(2020年11月時点)を突破したというニュースもありましたし今後の楽天に期待しましょう。
大阪市内で楽天モバイルを使おうと思っている人は参考にしてみてください。
コメントを残す